デジタルブック_自治会
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 自治会(会員世帯数166)のある末吉町には、那覇市で唯一の樹林地で貴重な原生林のある自然公園(末吉公園)があります。 その森には、尚泰久王時代(1450~1456年)に建設された末吉宮(末吉社壇)があり、熊野権現を祀った琉球入社の一つで、毎年1・5・9月の吉日には琉球国王の参詣があった神社です。 宮周辺には御嶽、拝所、御井戸(ウカー)等が多数あり、そして組踊「執心鐘入」で有名な遍照寺(万寿寺)跡や、宜野湾御殿ののある御殿山があります。 毎年3回、自治会会員で、宮周辺の御嶽、拝所、御井戸等の通り道の清掃作業をしています。 また広く知られた末吉の獅子舞(獅子加奈志)は、那覇市民俗無形文化財で約250年の伝統があり、毎年旧暦8月15日(十五夜)には、野呂殿内の神屋で奉納の舞、御美御拝(ウヌフェー)を行い、町内の出入り口にて町に入ってくる邪気を追い祓う舞を演じ、旧暦8月15目前後の土曜日には、公民館広場にて舞台を作り十五夜祭を開催いたします。 首里文化祭(現琉球王朝祭り)の祝賀パレードでも、当自治会の獅子は、毎回招かれて、アイドル的なキャラクターとして親しまれています。末吉町自治会末吉の森と獅子舞で名高い

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